2013年1月12日土曜日

徳次郎城



 宇都宮市徳次郎町にある城跡です、国道119号線を日光方面に向けて車を走らせていると、『徳次郎城跡』の看板が立ってまして、驚いて立ち寄ってみた次第です。

徳次郎城について
 徳次郎城は、後北条氏と手を結んで宇都宮侵攻を企てる日光山僧兵の動きを封じるために、戦国時代に宇都宮国綱の家臣であった新田徳次郎昌言によって築かれたと云われている平城である。町名は、『とくじろう』城跡名は『とくじら』と読みます。

 新田徳次郎昌言は、新田義貞の子孫です。

 古代の話ですが、日光に久次良(くじら)氏がいて、徳次郎辺りを支配下に置きます。それで、外の久次良ということで、外久次良(とくじら)氏がいたそうです。 栃木の城+αの管理人さんに教えいただきました。最初、その外久次良(とくじら)から、徳次郎って名がきたのかと思ったのですが、違うみたいです。『とくじろう』と『とくじら』面白いつながりです。

※『戦国 下野落城物語』 島遼伍著の中に徳次郎城の話があります。館林の豪族、赤井照景が主人公になっていて、とても面白い話です。赤井照景、信長の野望で、由良家でプレイすると家臣の一人として登場します。由良家の中では、そこそこ使える奴ぐらいの印象ですが、この物語では、とても素敵な武将として登場してます。ぜひ、御一読を!(栃木県以外の方は、難しいのかな?)

さて、行ってみましょうか?
林の中をてくてく進みますと、『外堀』と『二の丸』が現れます。



『内堀』と『本丸跡』



 林の中にあり、非常に不気味な感じがしますが、思っていたよりも城跡として保存状態も良いのに驚きました。見学に行くのは早い時間がよろしいかと思います。


★おまけ★
 徳次郎城跡から、車で5分も走らせると『性神の館』があります。
トゥナイトで山本晋也監督が大絶賛って表看板にかいてありましたよ!
話のネタに、立ち寄ってみたらいかがでしょう?











★だいたいここら辺★
栃木県宇都宮市


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訪問日 2013.01.13

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