2013年2月8日金曜日

岡本城



『宇都宮歴史探訪』という本を読んでいたところ、仕事で使用する道路の脇に城跡があることが判明したので、早速時間を作って行ってみました。岡本北小学校の民家の脇を入って行き、畑の先に城跡は現れました。思っていたよりは、堀・土塁などが良好な状態でした。

岡本城について
宇都宮氏の北の守りとして、南北朝時代のころ岡本信濃守高富によって築城されたという。高富は、宇都宮7代当主・宇都宮景綱の孫で、芳賀高名の弟だが、岡本郷を領して岡本氏を名乗り岡本氏の祖となった。

一方で、1462年(寛正3年)に玉生信濃守綱重が築いたという説もある。
系図によると、1550年(天文19年)玉生重秀が岡本根小屋へ移るとあり、また、曾孫の範昌は1595年(文禄4年)笠間から岡本根小屋に帰るとある。このことから、この頃の岡本城城主は、玉生氏で、廃城は、宇都宮氏の改易の頃と考えられている。

本丸は、南北65m、東西88mで、土塁と堀で守られている。出入り口は南側中央で、木橋が架けられていたと思われ、城全体は五重の堀で囲われていた。






★城跡はココだ!★
栃木県宇都宮市 中岡本町 (岡本北小の道路挟んで反対側の民家脇)

 
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訪問日 2013.02.08

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